「業務改善」という言葉を目にして何を思い浮かべますか?
・新しいツール
・見える化
・テレワーク
多種多様な方法がありますが、どれも会社が動かないと実現できません。そして動き出しても実現に時間がかかるものが多いです。
しかし自分一人で始められる業務改善もあると私は思います。恐らく業務効率化と言った方が正確なのかもしれませんが、自分個人の環境から自分に合った方法で少しずつ実現できることを紹介します。
自分でできる業務改善
かな入力
PCで業務する以上、文字入力を早くするというのは業務改善の究極だと個人的に思っています。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)は言わずもがなですが、入力にキーを2個押すというのは日本語を入力するうえで無駄が発生しているとも言えます。
そこでキーボードの入力モードを「かな入力」に変更すればキーを押す回数が減り速度改善に効果的です。
かな入力とローマ字入力を切り替える方法は以下の通りです。


左手マウス
恐らく右手でマウス操作をされる方がほとんどだと思います。Windowsの初期設定も右手で扱うことを想定されています。
しかしデスクトップPCのキーボードにはテンキーがついているモデルがほとんどで、右手で操作すると文字キーからの距離はどうしても遠くなってしまうのです。
そこで考えられたのが左手マウスです、キーボードの左側にマウスを配置することにより手の移動距離を短くするといった手法です。
PC購入した際の付属のマウスも右手、左手どちらの操作にも対応したデザインとなっています。
また、Windowsのマウスのプロパティにも左手人差し指でダブルクリックできるように「主と副のボタンを切り替える」項目も存在します。
No マウス

これは左手マウスの発展形とも言えるのですが、マウスに手を動かす時間をいっそのこと無くしてしまおうといった手法です。
方法は簡単で、PC内の業務全てキーボードで完結させます。
方法は簡単なのですがこれにはショートカットキーを覚えなければ速度改善は望めないですし、タブキーを押した際のカーソル移動も把握しておかなければいけません。
正直難易度は高めですが、完全にキーボードのみで操作するのではなく7割ぐらいキーボードで操作したほうが現実的で効果はあると思います。
マウスパッドを変える
マウスパッドを変更するというのも環境改善には役立ちます。
マウスパッドも多様化しており素材も布やプラスチックといった違いもありますし、手首の疲れを和らげるリストレスト付きのものもあります。
自分の趣味にあったものを選べば気分的にも違いがでるのではないでしょうか。マウスパッド選びで大事なのは恐らく使っていてずれないことだと思います。
マウスを動かして一緒にマウスパッドも動いてしまうとそれだけでストレスになってしまうのではないでしょうか。
動かないといった点やマウスの行動範囲を最大限生かすマウスパッドとしてデスクマットタイプも存在します。ショートカットキーが記載しているマウスパッドもあるので覚えるのが苦手な方はそちらもオススメします。
キーボードまたはマウスを変える
職場で許されていればという前提ではありますが、キーボードやマウスを変更するといったことも効果的だと思います。
キーボードにおいては、打感によってタイピング速度は大きく変わってきます。
またキー配置も自宅PCと同じ配置のものにすれば操作しやすいでしょう。マウスも同様で重さやクリック感によって作業効率はあがります。
有線無線でも煩わしさ軽減になるでしょう。
最近ではゲーミングキーボード、ゲーミングマウスのような高性能な周辺機器も広まっています。
しかしこれらは依存しすぎると別PCで作業が必要になった場合など著しく効率低下に繋がるので職場や職種によってはオススメできないかもしれません。
またキーボードやマウスの変更は許されていてもソフトウェアのインストールを許可していない職場では一部の専用ソフトウェアが必要なキーボードやマウスは使用できないのでこちらも注意が必要です。
上記はほんの一例です。
自分の向き不向き、好きな感覚を理解して無駄をなくし、自分に合った業務改善を考えてみてはいかがでしょうか。